先輩の声

さまざまスペシャリストと組んで納品まで完遂

お客様訪問といった対外活動から新規ご相談、ご提案、見積作成などを行っています。お客様からご要望を伺い、社内に展開し、納期やお見積を考えます。かっこよくいえば、お客様と社内各部署との架け橋やパイプ役を担っています。
営業の醍醐味は、お客様に当社の技術力とコストなどをご説明し、そこに正当なご評価をいただき、当社が提示した価格で仕事を受注できた時に一番の達成感があり、うれしく思います。お客様とはガチガチに仕事の話だけをするのではなく、何気ない世間話などもしながら信頼関係を築いていきます。「印象的な雑談」ができる営業を心掛けています。
同じように、社内の各部署との連携も大切にしています。営業単独で仕事は回りません。見積ひとつにしても技術面、納期、コストなど、あらゆる角度から考え、判断しなくてはいけません。社内外の多くの人との関係があって成り立つのが営業です。鉄板という材料を調達し、プレスし、溶接し、検査して出荷準備、納品となります。少なくても6工程はかかり、それぞれにスペシャリストがいます。窓口は私であっても生産は別部署ですので、その部署と連携しながら進める必要があります。社内でも多くの人と知り合い、仲良くできるのは営業の特権かもしれません。

休日は、完全オフの時間を意図的に

妻とは日曜日しか休みが合わないので、日曜日に買い物をしたり、ランチをしたりして、二人で楽しめることをします。一人の時は時々、何もしない時間を作ります。普段から何かと詰め込みがちで、いつも気構えているので、ゼロにできる何もしない完全オフタイムを作ります。音楽聴きながらぼんやりするというような、ゆったりした時間です。

超高張力鋼板(スーパーハイテン)の未来

当社はプレス・板金を専門にしていますが、今までも多くの新しいことにチャレンジしてきましたし、最近では電動化部品・EV部品のプレスにも果敢に挑戦し、対応できるようになりました。超高張力鋼板(スーパーハイテン)の技術は新発想から生まれた最たるもので、非常に硬く、薄い鉄板を採用することで車の軽量化が可能になり、軽量化できれば燃費が良くなり、排ガス減少に繋がります。ハイテンは冷間プレスといって、鉄を冷たいままプレスして製造できます。他の加工方法としてホットプレスがあり、これは鉄を温めて柔らかくしてからプレスをします。ホットプレスの方が、成形時は鉄板がやわらかいため成形の自由度は高いのですが、熱を加えるため環境にはよくありません。冷間プレスはCO2を極力出さず、硬くて軽い製品を成形できるという強みがあります。また、きれいに成形した部品は、車の見える部分に使用できます。今まではJ-MAXの硬い部品は内側に入れ、その上に柔らかい部品を合わせるという車の構造だったのですが、J-MAXの製品だけで構成できるようになります。
単純なプレス・板金屋ではないところは、当社の伸びしろといえます。どんどん新しい武器を身に付けていこうという方針のもと、社員一丸で新しい発想をし、面白いことを考えています。

学生の方へのメッセージ
単純なプレスや板金屋ではないので、創意工夫をしたい人向きかもしれません。お客様から相談があれば、可能にできる方法をみんなで考える会社です。「J-MAXさんは何ができますか?」と問われたら、私は「何でもできます」と答えます。当社には、そう言えるチャレンジ精神がありますから。